土曜日, 12月 18, 2010

パナソニックには困った

設置して15年になる事業用電話システムのトラブルが多くなったので、家内が欲しいという「どこでもドアフォン」中心の家庭用電話システムに換えようと思った。例によって価格.comで調査すると、顔が見えて子機が電話にも使えるドアフォンと普通のコードレス電話の全システムで48000円位だった。ところが近くの電気屋ではドアフォンだけで6万円、それに工事費5千円、おまけに壁に穴を開けるという。
さっそくパナソニックのサービスに電話し、工事業者の紹介を依頼したら、近くの小さな系列電器店しか紹介できないという。かつて松下電工があり住宅内電気工事の技術者も多数抱えていたはずなのに、人員整理してしまったのだろうか?
近くのパナソニック系列店は、取り付け料を払うと言っても工事だけは引き受けないという。しかたなく15年前の建築会社に電話して、電気工事会社の紹介を依頼した。
ネットで買って、工事は工事会社に頼むというやり方が、消費者に広がったら小さな系列化された電器店は成り立たなくなる。せめて工事料金受け取ってネット購入商品のメンテナンスすることくらい考えないと先がないように思う。
地方の中高年が昔ながらの地元の商店に依存する時代は急速に変わりつつある。これからの時代は「サービス」が小さな商店の売り物になる。したがってサービスを一つの標品として考えない店とは関わらないようにしようと思った。
これからは家庭内の電気工事、通信工事が仕事として成り立つだろう。

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