従兄弟が昔食べた蕎麦粥が食べたいが、粒の蕎麦が手に入らないと言っていた。
そこで蕎麦を粉にする手順を調べた。収穫した蕎麦は乾燥させ、脱穀機で実だけにする。これを製粉機で荒く挽き、篩いで殻を分ける。この操作を繰り返し殻の入らない蕎麦粉を打って白い蕎麦ができる。蕎麦殻を付けたまま製粉機で挽くと黒っぽい蕎麦粉になる。
殻をはずした粒の蕎麦は、脱穀した実を脱皮機にかけ、丸抜きして玄そばにする。これを挽けば殻の入らない上質の蕎麦粉ができる。玄そばを使えば蕎麦粥ができる。丸抜き玄そば
「更科そば」はなんと行っても白さが際立つ、上品なそばが特徴。そばの実の中心部の一番粉を使用して打つので、上品な香りとさっぱり感、そして喉越しの良さが特徴。
脱穀した蕎麦
丸抜きをした玄そば
そば脱皮機は生産台数が少ないので1台54万円もする。
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